依存症

依存症について

はじめに

依存症について調べようと考えたのは、スマホの利用時間が一日13時間であることを発見したときだった。驚きである。就活を終えて、さてこれから頑張るかと思った矢先に、自分は一日13時間もスマホに費やしていることに気が付いた。スマホ依存症に間違いない。スマホを使っている分他のことが何もできないと困ってしまうので、今回依存症について調べた。

依存症の定義

さて、依存症とは実際なんだろうか。趣味と依存の違いはなんであろうか。一般的な依存の定義とは、生活に影響がでるほどにのめりこんでしまうもの、ことである。

しかしながら、この定義は依存についての便宜上の定義ではあるものの、脳内でどのような処理がされた状態を依存というのかについて触れられていないのでさらに詳しくみて、考えていきたい。

依存症のメカニズム

依存症には、二つの種類があるといわれており、それは物質への依存とプロセスへの依存である。物質への依存については、たばこ、酒に代表される物質をとることでドーパミンが出されること、プロセスへの依存は、ネットやゲーム、ショッピングの楽しさに依存してしまうものである。

依存は、どのようにおこるのだろうか

依存の原因は、ドーパミンである、ドーパミンは期待をすると出る脳内物質で、なにかを達成したときにでて人間を気持ちよくするものだ。このドーパミンがでることで、人間は楽しいと感じるので、趣味においてもこのドーパミンはでるし、食事においてもでるので、人間には必要不可欠の脳内物質である。このドーパミンがでる回路が刺激されると強化学習という行為が行われて、ドーパミンが出る=生存に有利と判断されて同じ行動をとるようになり、ドーパミン細胞は、予測より報酬が大きい時に活動を増加させ、報酬が予測より小さい時には活動を減少させる。

ドーパミン強化学習をするかどうか、ドーパミンの放出量がどこできまるかは、まだわかっていない。心理学では、強化と呼ばれる。(省エネ志向の本能に抗うために、ドーパミンが活躍するんですよ。
引用

ドーパミンで脳をダマせば続けられる。医師に聞く「三日坊主の解消法」|新R25 - シゴトも人生も、もっと楽しもう。

ドーパミンが過剰に分泌されることによって、ドーパミンが増えすぎてしまうと、脳がバランスを取ろうとして、ドーパミンの受容体が減ってしまう。すると、依存先でしかドーパミンを感じることができず快楽を感じずらくなる。パレオさんも言ってる

yuchrszk.blogspot.com

依存症のもっとも恐ろしいところが上に述べたドーパミン過剰になり、無気力になることである。では、依存になるかならないかはどこが問題なのか。そのヒントとなるのが、負の強化効果の場合である。現実逃避のために、ゲームやギャンブル、アルコールをすると、つらい状況から、依存により手軽に快感を得て解放されるので、人間にとって価値が高いからという可能性がある。薬物依存症(松本俊彦 ちくま新書)でも述べられているようである。幸福は慣れるが、苦痛は慣れないからである。

そして、依存にはおそらく可逆性がないと言われている(ほんとかな)

 

依存症を治すには、2つ方法がある。

一つが認知行動療法で、認知を変えて、いぞんを解消すること

もう一つが、セロトニンを増やすこと。ドーパミンは本来セロトニンによって制御されているからである。増やし方は、セロトニンの原料であるトリプトファンの入ったたんぱく質をとる。プロテイン可。

朝日に当たる。運動する。腹式呼吸をすることでセロトニンが増える。